子供が欲しくて三千里

不妊治療、流産、不育症、切迫流産、切迫早産…なんでも来いやぁ〜!!いや、もうお腹いっぱいです。

4ヶ月検診

今日は4ヶ月(修正2ヶ月)検診でした!

 


事前に母子手帳や健康診査依頼票の4ヶ月検診のところに、現在の発達状況についての問診項目を記入していきましたが、ほとんど「いいえ」に〇がつきました。


◎首はすわっていますか…「いいえ」←まだ7割くらい

◎仰向けで動くものを左右の端から端まで目で追いますか…「はい」

◎見えないところで音を出すと音の方へ顔を向けますか…「いいえ」

◎仰向けで両手を合わせて遊びますか…「いいえ」

◎手はだいたい空いてますか…「いいえ」

◎ガラガラを持たせるとしばらく持っていますか…「いいえ」

◎あやすと声を出して笑いますか…「いいえ」←笑うけど声は出さない

◎返事をするように声を出し返すことがありますか…「はい」

◎仰向けから横向きに半分寝返りをしようとしますか…「いいえ」


まだ修正月齢2ヶ月だし!と思ってても、こうして「いいえ」ばかりに〇をすると、やっぱりなんとなく悲しいような(;▽;)

 


そして体重、身長等は増えたものの、伸びが悪くなってきました。


◎体重 4,712g

◎身長 55.3cm

◎胸囲 37.9cm

◎頭囲 37.6cm


グラフにするとするとこんな感じ。

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母乳だけじゃなくて、ミルクも足した方が良いのか相談したら、体重や身長は月齢が進むに連れて緩やかになっていくものだから必要ない、とのことだったので母乳のみで継続します。

このまま行けば1歳頃には発達曲線内の下あたりには入れるんじゃないかと言われました。

 


発達に関しては修正月齢で進んでいけば問題ないので、焦りは全然ないです!

最近はあやすとにこにこ笑ってくれるようになったし、クーイング(「あー」とか「うー」という声)も始まりとっても可愛い♪

 


次また修正4ヶ月のときに発達外来があります。そのときは今回「いいえ」にチェックいれたところが「はい」になってれば良いなぁ〜!

 

 

修正1ヶ月の体重増加

今日は保健師さんが家に来てくれて、体重と身長を測ってくれました。

まだまだ気軽に外出できないので、こうして来ていただけるのは本当にありがたいことです!

 


次男誕生から昨日で修正1ヶ月、もうすぐ生後3ヶ月になります。

体重は4040g、身長は53.5cmになりました☆

退院当初は、体重の伸びが悪ければミルクを足そうと思っていましたが、退院後は不思議なことに母乳がどんどん出るようになりました。3時間おきの搾乳、(いや、5、6時間おき?笑)大変だったけど頑張って良かった…。

今は毎日30gほどのペースで体重増加しています。


成長曲線ではこんな感じ。

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修正月齢だと平均くらいです。

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そして首が座ってきました!保健師さんによると8割くらい座ってるとのこと。

長男も生後3ヶ月に入る頃に首すわりが完了したので、あまり変わらない?縦抱っこが好きなので、自然と鍛えられたのかもしれません。

でもとりあえず修正月齢で発達してくれれば十分です(^^)

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むっちむち。

 

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脳室上位下出血

退院して半月が過ぎましたが、早産児だったということを忘れてしまうほど平和な日常を過ごしています(^^)

呼吸状態も良いし、よく飲みよく寝て、完母になりましたが体重も順調に増えています。

 

 

さて前回の記事で少し触れましたが、次男には脳室上位下出血がありました。

生まれてからたくさんの検査がありましたが、私が一番気がかりだったのがMRI検査でした。

 

早産児は脳血管が未熟なため、成熟児では消失している脳室上衣下胚層が早産児には存在し、この血管壁が弱いために出血を起こすことがあると聞いていたからです。


そして生後47日目(38w3d)のMRI検査の結果、脳室上位下出血があることが分かりました。

 


正直とてもショックで、かなり驚きました。というのも、MRI検査こそ初めてでしたが、それまでに何度も頭部エコーをし、問題無さそうだと言われていたからです。


脳室上位下出血は脳室内出血の一部で、出血量や場所によって、グレード1~4に分かれています。

◦ グレード1 脳室上衣下出血のみ

◦ グレード2 脳室拡大のない脳室内出血

◦ グレード3 脳室拡大のある脳室内出血

◦ グレード4 脳実質内出血を伴った脳室内出血


次男は脳室上位下出血のみなので、グレード1になりますが、出血量が多かったのでグレード1と2の間くらいだろうと言われました。


脳出血と聞いて一番心配なのは障害が起こる可能性です…。

グレード1~2では問題が起きることがほとんどないといわれているそうですが、脳内のことなので本当に心配です。主治医の先生は、「脳室には出血ないので大丈夫だと思いますよ〜。」ってな割と軽い感じでした。(もともと重要なことも、あっけらかんと話す先生ですが。)

 

一度出血してしまったものに対して有効な治療は無く、今後発達の遅れ等見つかれば、その都度フォローしていくことになります。

今出来ることは何もないので、過度に心配し過ぎないようにしなくては(><;)と思いつつ検査直後はものすごく不安で、次男が白目剥いたり、授乳で上手く乳首をくわえられないだけで、


脳出血のせいなのか!?!?そうなのか!?!?〟

 

といちいち心配してました。赤ちゃんにはよくあることなのにね(-.-;)

 

とりあえず来年3月に再度MRI検査があります!どうか出血が大きくなっていませんように!!

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退院!!

誕生して約2ヶ月、NICU20日間、GCU44日間の入院を経て無事退院しました。

在胎31w5d、体重1601g、身長39.0cmで生まれた息子は、40w6d(修正0m6d)で体重3280g、身長51.0cmにまで成長してくれました!

 

前回更新してから、慢性肺疾患、肺気胸MRSA感染、脳室上衣下出血…などたくさんのことが起こりました。自立呼吸の訓練がなかなか進まず、恐らく退院後は在宅酸素にかるだろうと言われていましたが、ここ2週間ほどで急激に状態が安定し、何も持ち帰らずに退院することができました!

母乳も2週間ほど前から直接飲めるようになり、これからは完母に移行していくつもりです☆


それにしても本当に大変な数ヶ月だった…。生まれる前から、生まれてからも、小さな息子にいっぱい負担をかけてしまった。小さな身体にたくさんの管をつけて、毎日のように注射されて皮膚が青くなって、母乳を飲むだけで肺が圧迫されて呼吸が苦しくなってしまう息子を見て、何度涙を流したか分かりません。だからとにかく無事お家に連れて帰れて、隣で寝ていることが本当に嬉しいです。


これから新しい生活が始まり、いろんなことがあるんだろうな。今後子育てで辛いことがあっても、この数ヶ月のことを思い出したらどんなことも頑張れる気がする。


24週で完全破水してしまったこと、

重症新生児仮死で生まれたこと、

肺高血圧症になったこと、

気胸になって手術したこと、

脳に出血があったこと、


生まれてすぐ産声をあげてくれたこと、

人口呼吸器が外れて声が聞けた日のこと、

初めて抱っこした日のこと、

ミルクの飲む量が増えた日のこと、

初めておむつ変えをした日のこと、

つけていた管が全部外れた日のこと、

 

辛いことのほうが多かったけど、その分嬉しいことは本当に特別だった。子供が無事生まれ、育つことは奇跡なんだと実感しました。

 

今後きっと成長はゆっくりだろうし、肺は丈夫になってくれるのか、脳出血の影響は出てきてしまうのか、心配は尽きません。

でも、どんな息子でもただ大切に育てていくだけ。この子のペースで大きくなってくれれば十分です。


それぞれの病状はまたゆっくり更新したいと思います(^^)

 

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体重増加と哺乳量について

次男誕生からもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。呼吸はまだまだ不安定ですが、すくすくと成長してくれています。

出生時(31w5d)1601gだった体重は生後27日目(35w4d)で2000gを超え、見た目もだいぶふっくらして肌の色も良くなってきました!生後11日目までは減る一方でしたが、今は毎日30gほどのペースで増加しています。

まだ哺乳力がないので直接授乳は出来ませんが、口から胃に入れたチューブを通して1回35mlを1日8回飲んでおり、しっかり消化も出来ているようです(^^)


以下体重増加の様子です!

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成長グラフはこんな感じ。

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修正2ヶ月で見守っていきたいと思います☆早く授乳したいなぁ~。

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新生児遷延性肺高血圧

次男は、妊娠24w1dで完全破水してから生まれるまでの約7週間、羊水がほとんどない状況で過ごしていました。

長期の破水期間のため肺の膨らみが悪く、出生直後より人工呼吸器の挿管管理となりました。肺高血圧症を発症したためNO吸入療法(一酸化窒素吸入療法)を行い、また動いてしまうと効果が十分に発揮されないので鎮静剤も投与していました。

 

ですが生後2週間経った今は、人工呼吸器やNO吸入療法、鎮静剤もなくなり、酸素吸入のみ行っています。その酸素吸入も1日12時間は取れるようになり、かなり呼吸が安定してきました。

この2週間の経緯を簡単に書いておきます。

 

生後0日目(31w5d)

・人工呼吸器(酸素濃度90%)

・NO吸入療法

・胸に空気の振動を送り、肺を膨らます処置

・鎮静剤投与

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管だらけです…。頑張れ頑張れ!!

 


生後5日目(32w3d)

・人工呼吸器(酸素濃度90%→50%)

・NO吸入療法(濃度減量)

・空気の振動による肺を膨らます処置終了

・鎮静剤の減量

 


生後7日目(32w5d)

・人工呼吸器終了

    →酸素吸入器に変更(酸素濃度50%)

・NO吸入療法終了

・鎮静剤終了

・仰向け寝からうつぶせ寝に変更

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人工呼吸器外れて、産声以来声を聞くことができました☆

 


生後9日目(33w0d)

・酸素吸入器(酸素濃度30%→21%)

 


生後11日目(33w2d)

・酸素離脱訓練開始(3時間)

 


生後12日目(33w3d)

・酸素離脱訓練(6時間)

 


生後14日目(33w5d)←本日

・酸素離脱訓練(12時間)

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ミルクの管以外なくなってスッキリです!

 


生後9日目には、外の世界の酸素濃度である21%に対応できるくらいに成長しました。しかし早産児に起こりがちな無呼吸症候群が恐いので、酸素吸入器にて空気の圧だけ送っています。

新生児遷延性肺高血圧は完治が難しい病気だと言われているようなのでまだ安心は出来ませんが、今のところ順調に良くなってくれているようです。酸素吸入器が完全に外れて呼吸が安定すれば、直接母乳が飲めるようになるようなので、それがとーっても楽しみです(^^)

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アプガースコア

前回記事に書きましたが、次男は重症新生児仮死で生まれてきました。

アプガースコアという基準を用いて、出生した赤ちゃんの状態を得点化し評価することで、その時の赤ちゃんの状態、今後の治療の必要性、予後等を予測することができます。ようするに、生まれた時の赤ちゃんの元気度を10点満点で点数をつけているわけです。 


点数のつけ方は、以下5つの観察項目にそれぞれ0~2点をつけ、合計点数で判断します。この時の合計点数が0~3点で重症仮死、4~6点で軽症仮死、7~10点で正常となります。

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次男の場合は1分後2点、5分後5点でした。点数の内訳は以下です。


●1分後

「皮膚色」・・・・・・・0点

「心拍数」・・・・・・・1点

「刺激に対する反射」・・0点

「筋緊張」・・・・・・・1点

「呼吸」・・・・・・・・0点

                                 →合計2点(重症仮死)


●5分後

「皮膚色」・・・・・・・1点

「心拍数」・・・・・・・2点

「刺激に対する反射」・・0点

「筋緊張」・・・・・・・1点

「呼吸」・・・・・・・・1点

                                 →合計5点(軽症仮死)

 


やはり長期で破水していたことが原因で、肺の状態が悪かったです。酸素を上手く取り込めなかったということは、脳にも影響がでてくるんじゃないかと心配していますが、それは数ヶ月、数年単位で成長を診ないと分かりません。赤ちゃんの状態がMRI検査をできるくらい安定したら、一度脳の状態を確認するとのことでした。

 

産後2日目の夜、出産時担当してくれたベテラン看護師さんが面会に来てくれ、いろいろお話を聞くことができました。

その中でアプガースコアが低かったこと、予後が心配だと話したところ、


「こんなこと言って良いの分からないけど、アプガースコアの点数の付け方は、先生の主観によるところがとても大きい。今回の点数の付け方は厳しすぎて、私や周りの看護師もとてもびっくりした。」

「私は赤ちゃんが生まれてからNICUに運ばれていくまでの30分間、ずっと赤ちゃんの様子を見ていたけど、確かに生まれた時の呼吸状態は良くなかった。でもすぐに呼吸器で補助したし、5分後点数が上がったということは、蘇生が上手くいったということ。」

「確かにアプガースコアは重要な判断基準ではあるけど、その点数が直接何か病気や後遺症を表すものではないし、5分後点数があがった子に関してはあまり心配しなくて良いと思う。」


と言ってくれ、少し安心することができました。

点数はあくまでひとつの判断基準。それにとらわれず、目の前で頑張ってくれている息子の生命力を信じようと思います。

 

 

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