新生児遷延性肺高血圧
次男は、妊娠24w1dで完全破水してから生まれるまでの約7週間、羊水がほとんどない状況で過ごしていました。
長期の破水期間のため肺の膨らみが悪く、出生直後より人工呼吸器の挿管管理となりました。肺高血圧症を発症したためNO吸入療法(一酸化窒素吸入療法)を行い、また動いてしまうと効果が十分に発揮されないので鎮静剤も投与していました。
ですが生後2週間経った今は、人工呼吸器やNO吸入療法、鎮静剤もなくなり、酸素吸入のみ行っています。その酸素吸入も1日12時間は取れるようになり、かなり呼吸が安定してきました。
この2週間の経緯を簡単に書いておきます。
生後0日目(31w5d)
・人工呼吸器(酸素濃度90%)
・NO吸入療法
・胸に空気の振動を送り、肺を膨らます処置
・鎮静剤投与
管だらけです…。頑張れ頑張れ!!
生後5日目(32w3d)
・人工呼吸器(酸素濃度90%→50%)
・NO吸入療法(濃度減量)
・空気の振動による肺を膨らます処置終了
・鎮静剤の減量
生後7日目(32w5d)
・人工呼吸器終了
→酸素吸入器に変更(酸素濃度50%)
・NO吸入療法終了
・鎮静剤終了
・仰向け寝からうつぶせ寝に変更
人工呼吸器外れて、産声以来声を聞くことができました☆
生後9日目(33w0d)
・酸素吸入器(酸素濃度30%→21%)
生後11日目(33w2d)
・酸素離脱訓練開始(3時間)
生後12日目(33w3d)
・酸素離脱訓練(6時間)
生後14日目(33w5d)←本日
・酸素離脱訓練(12時間)
ミルクの管以外なくなってスッキリです!
生後9日目には、外の世界の酸素濃度である21%に対応できるくらいに成長しました。しかし早産児に起こりがちな無呼吸症候群が恐いので、酸素吸入器にて空気の圧だけ送っています。
新生児遷延性肺高血圧は完治が難しい病気だと言われているようなのでまだ安心は出来ませんが、今のところ順調に良くなってくれているようです。酸素吸入器が完全に外れて呼吸が安定すれば、直接母乳が飲めるようになるようなので、それがとーっても楽しみです(^^)
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