完全破水⑥ ウテメリンの効果
24w4d(入院4日目)
この日陣痛室からMFICU(母体胎児集中治療室)に移動となりました。破水から48時間を経過し、少し落ち着いたとの判断。
MFICUは他の病室とは違い、暖かみのあるオレンジ色の照明、癒しの音楽が流れ、大部屋ではあるものの一人ひとりのスペースが広いです。
夫がDSのゲーム機を持ってきてくれたので、暇な時はドラクエをして気を紛らわせてました。何年かぶりのゲーム、楽しい…!!!
24w5d (入院5日目)
朝から微熱があり、今までに気にならなかったお腹の張りがこの日から多くなりました。
切迫早産でお腹の張りが増えると、ウテメリンやマグセントなどの張り止めを増やすのが一般的ですが、破水している場合は増やしません。破水していて張りが多いということは、赤ちゃんが苦しんでいるサインかも知れず、薬で張りを抑えるとそのサインを見逃す可能性があるからです。
でもやはり張りが多いと不安なので、点滴量を増やせないかお願いしましたが、
K先生「そもそもウテメリンに陣痛を止める効果はなく、ウテメリンを使っているのは日本くらい。欧米では全く使われていないし、使っても意味がないという研究データがある。日本では切迫早産の患者に対して当たり前のように長期でウテメリンを投与するが、本当に効果があるのは初めの数時間で、緊急のときだけ。」
とおっしゃってました。K先生だけの考えではなく、他の先生も同じ意見だったので納得しましたが、不安は不安でした(^^;)
そしてこの日は久しぶりにベッドを降り、車椅子でトイレに行きましたが、すでに体力落ちてふらふらでした。また座ると羊水がポタポタ漏れるのでいきむのが恐かったです。
ちなみに微熱があったのでけ血液検査をしましたが、炎症反応はありませんでした。
25w0d(入院7日目)
そしてずーっと楽しみにしていた1週間ぶりの洗髪。変な汗かきまくりの1週間だったので、それはもうコッテコテでした!シャンプー2回してもらいスッキリ☆本当はもっとして欲しいけど我慢です。
25w2d (入院9日目)
5分おきのお腹の張り、痛みもありました。お腹が張って収縮するたびに羊水が出ていましたが、この日は入院当日以来の大量破水。
羊水量をエコーで確認したところ、まだ空っぽではありませんでした。
25w3d (入院10日目)
張りは少し落ち着いたものの、破水はだらだら続いています。
体重測定があり、入院時より3キロ落ちていました。食事は毎回完食しお菓子も食べていたので、筋肉量が減ったせいだと思います。
エコーの結果羊水量変わらず。血液検査は少し炎症反応上がるものの正常範囲内でした。
赤ちゃんは717gくらいで、1週間程度小さめです。